フローリングのリフォーム
よくあるご質問

A1 フローリングは、合板と無垢でどっちがいいの?
合板のフローリングは、薄い木材を何枚も重ねて作られています。
≪合板フローリングのメリット≫
・反り、ねじれが少ない
・品質が均一
・傷がつきにくい
・断熱性がある
・無垢材に比べ安価
・色んな追加機能のあるものがある
≪合板フローリングのデメリット≫
・無垢材に比べて個性が無い
・ホルムアルデビドを含む接着剤を使って施工する事が多い
無垢材は、天然木を切り取って加工した、天然素材の一枚板です。
≪無垢フローリングのメリット≫
・1枚1枚に独特の風合いがある
・高級感がある
≪無垢フローリングのデメリット≫
・反り、割れ、収縮がある
・傷がつきやすい
・メンテナンスが必要
A2 カーペットを貼り替えたいが、フローリングのほうがいい?
最近では、フローリングに貼りかえるケースが多くなっています。ダニやホコリの心配、清掃のしやすさなどでは木質フローリングのほうが優れているといえます。耐防汚、耐クラック、耐水、耐熱、防音などの性能もいろいろあり種類も豊富。ただしカーペットよりは費用がかかります。
A3 リフォームで床暖房にできますか?
温水式と電気式の2種類に大別できます。
温水式は、熱源はガスか電気か灯油です。給湯器やボイラーで温水をつくり、それを床下のパイプに通しパイプから伝わる熱で床を暖める仕組みです。
電気式は、床下のヒーターに電気を通し発熱させて暖房する仕組みです。一般にマンションや使用日数の少ないケースでは、電気式が有利です。
リフォーム用として、ヒーターとフロアが一体となった既存フロアーの上から施工できるような商品も開発されています。
A4 床がふわふわと、浮いた感じがする
キッチンや脱衣所、トイレなどの水廻り設備のある部屋の床は、ふわふわと浮いている感じがする場合があります。この場合、湿気などによって床の下地材(根太)が腐ってしまっている場合や、白アリの被害が出ている可能性があります。このままにしても直る事は無いので、一度床下の点検をする事をおすすめします。
A5 フローリングの傷が目立つ。対処方法はない?
フローリングの貼替えや、フローリングをリペアする方法もあります。リペア専門の職人さんが傷を埋め、塗装し目立たなくする方法です。また、無垢フローリングで浅い傷ならペーパー(紙やすり)を当ててWAXを塗るだけでも目立たなくなります。
傷が付く前に、フローリングをコーティングするのも良い手だと思います。
ご注意ください、フローリングのリフォームの落とし穴
フローリングのリフォームをする場合、既存のフローリングをはがしてから貼る方法と、はがさずに既存フローリングの上から重ねて貼る方法があります。
どちらの工法にも、メリットデメリットがあるので注意しましょう。
既存のフローリングをはがしてから貼る場合、フローリングの下の下地の状態が確認でき、傷みや欠陥があった場合に補修を行う事ができます。しかしその分、施工の手間がかかってしまい、費用がかさんでしまいます。
既存のフローリングの上から重ねて貼る場合、工事の手間が減る分、費用が抑えられます。ただ、下地の状態が確認できないので、根太などが傷んでいても補修できず、リフォームをしたのに床の沈み・きしみが出る。と、いったトラブルにつながる場合があります。また、フローリングの選定を間違えると、隣室や廊下との段差が大きくなってしまう場合もあります。
どちらの方法がお家に合っているのかしっかり打合せをしましょう。